最近のXは、いいねが伸びにくい…
自分の名前を検索してみたら、投稿が大量に除外されてる…
いったい…何が起きているの…?
X(旧Twitter)は、2024年3月頃から、検索除外の規制が強化されたようです。
イラストや漫画などの画像が、今までよりも検索から除外されやすい状況となります。
厳しい規制ルールが、新しく追加されたとみてよいでしょう。
今まで、凍結や利用制限などもなく、ルールを守って利用してきましたが…
なのに、どうして…?
ちょっと理不尽ではないですか?
新型の検索除外は、利用者がルールを守っていても規制されます。
今まであった検索除外とは、規制されるルールが異なるようです。
今回は、2024年3月から急増している「新型の検索除外バン」について、分かっている情報をまとめていきます!
記事の内容は、動画でも確認可能です👇
2024年の新型検索除外バンとは?
こんにちは!
西カクヨです。
今回は、最近Xで流行している、検索除外バンについてお話します。
検索除外バンになると、Xの検索画面から自分の投稿が消されてしまい、とても辛いです。
検索画面から情報が除外されるため、投稿のいいね数や閲覧数が減少します。
【検索除外バンの問題点まとめ】
- いいね数が現状する
- インプレッション数が減る
(閲覧されにくくなる) - 投稿者のモチベーションが低下
- 新型の新しい規制が流行中
Xの検索除外バンは、イラストや漫画の投稿で発生することが多いです。
検索除外で作品の閲覧数やいいね数が減少すると、投稿者のモチベーションがガクンと低下します。
「これは自信作!」と思い投稿したら、検索除外で全く伸びない、という事例がXで急増中です。
Xの検索除外バンは、2024年の3月頃から急激に報告が増えています。
「今のXは検索除外が酷過ぎて伸びにくい…」、という悲鳴を、多方面から聞くようになりました。
この検索除外は、手描き作品とAI生成作品問わず発生しています。
2024年の3月から、検索除外の報告は急増しているため、Xに何かしらの新しい規制が追加されたとみてよいでしょう。
今回は、3月から急増している新しい規制を、仮に「新型の検索除外バン」と呼ぶことにします。
今回は、新型の検索除外バンについて、分かっていることをまとめていきますね。
「最近いいねとインプレッション数が伸びなくて困っている…」という場合は、是非最後まで内容をご確認ください!
Xで検索除外になるパターンまとめ
まずは、Xで検索除外になるパターンを、再確認していきます。
検索除外バンになる理由は複数あるため、一度情報の整理が必要です。
今までの情報がごちゃ混ぜになっていると、新型の特徴を掴むことができなくなります
現在、Xで検索除外になるパターンは、主に4種類です。
【検索除外になる主なパターン】
- ①従来のシャドウバンによる規制
- ②新型のシャドウバンによる規制
- ③従来の検索除外による規制
- ④新型の検索除外による規制
1番から4番まで、それぞれ別の理由で検索除外されます。
現在流行っているのが、4番目にある、新型の検索除外による規制ですね。
とてもややこしいですが、順番に解説するので、できる限り飛ばさずにご確認ください。
①従来のシャドウバンによる規制
- センシティブな画像投稿での規制が多い
(自動的に規制されることが多い) - ツールの使用で調べることができる
- 3~7日ほど全投稿が検索除外される
まず1番目の、従来のシャドウバンによる規制を解説します。
これは主に、センシティブな画像を投稿した時に発生する、検索除外です。
肌面積が多いイラストや漫画などの画像を投稿すると、自動判定で規制され、Xの検索結果から除外されてしまいます。
通常画面では確認することができないため、シャドウバンと呼ばれてきました。
短縮して「影」と呼ぶ人も多いですね。
👆「Shadowban Scanner(シャドウバンスキャナー)」などのツールを使用することで、自分が規制されているかどうかを、チェックすることが可能です。
✅Shadowban Scanner|グーグルクローム版
https://chromewebstore.google.com/detail/shadowban-scanner/enlganfikppbjhabhkkilafmkhifadjd?hl=ja
シャドウバンによる規制は、ツールを使用すればすぐにチェックできるため、最も対処がしやすいと言えるでしょう。
②新型のシャドウバンによる規制
- シャドウバンのユーザーから感染
- 調べるツールが今のところない
- 自分のユーザー名を検索して調べる
- 3~7日ほど全投稿が検索除外される
さて、厄介なのが2番目の、新型シャドウバンによる規制です。
こちらは従来のシャドウバンと違い、ツールによるチェックができません。
規制されているかどうか調べるには、@から始まる、ユーザー名を検索する必要があります👇
シャドウバンのチェックで問題がなく、ユーザー名検索で表示されなくなった場合は、新型シャドウバンです。
新型シャドウバンは、2023年の10月頃から急増しました。
新型シャドウバンは、シャドウバンになっている他ユーザーの投稿をリポストしたり、いいねしたりすることで感染しやすくなります。
また、シャドウバンになっている他ユーザーからのリプライを、返信することでも感染しやすくなるようです。
今のXは、様々な規制を強化しすぎて、他ユーザーと普通に交流することすら難しい状態ですね。
新型シャドウバンになると、自分の投稿が3日から7日ほど、検索から全て除外されます。
③従来の検索除外による規制
- ヘルプページの規約違反で規制される
- 自分のユーザー名を検索して調べる
- 個別投稿ごとに検索除外される
さて、シャドウバンとは異なるパターンで、検索除外されることも多いです。
この規制は、主にヘルプページの規約違反をすると、発生しやすくなります。
Xのヘルプページには、検索除外に関する説明ページが存在するので、一度確認するのがオススメです。
✅Xヘルプセンター|検索のルールと留意点について
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/x-search-policies
そのヘルプページには、「似たような投稿を繰り返してはいけない」や「タグを過剰に使用してはいけない」、などと記述されています。
つまりは、X利用者の検索妨害になる投稿は、除外されるということですね。
それに加えて、Xの検索ページには、「このポストは役に立ちませんでした」という、報告ボタンがついています。👇
👆さらに検索画面には、「ミュート」「ブロック」「通報報告」などのボタンがあり、これを検索者に押された場合、検索除外される可能性が高まると予想できますね。
下着や水着などの、過激なイラストを投稿すると、通報されやすくなるのでご注意ください。
上級者になると、タグを一切使わず、本文も必要最小限にすることで、検索画面から逃れて通報リスクを下げる、というテクニックを使用したりしますね。
③のパターンは、通常のシャドウバンと違い、個別投稿ごとに検索除外されます。
全ての投稿が除外されるわけではなく、問題のある投稿のみ除外されるようです。
④新型の検索除外による規制
- ユーザーの違反無しで規制
- 高評価の投稿が規制されやすい
- 微センシティブでも規制される
- 手描きとAI生成問わず規制
- 個別投稿ごとに検索除外される
さて最後に、最近流行しているのが、新型の検索除外による規制です。
この新型の検索除外はとても厄介で、ユーザーに違反が無くても発生します。
この新型検索除外バンは、ヘルプページのルールを、しっかり守っていても発生するのが特徴です。
私は半年以上、シャドウバンに全くなっていませんが、今年の3月頃から投稿の検索除外が多発するようになりました。
シャドウバンやヘルプページのルールを遵守している、他の相互フォロワーさんも同様に、3月以降に検索除外が増えています。
皆が同時期に検索除外されやすくなっているため、従来からあるヘルプページの規約違反による規制とは考えにくいです。
また、手描き作品とAI生成作品問わず、検索除外が増えている状態となります。
そのため、AI生成作品を狙った、通報による嫌がらせとも考えにくいようです。
それに加えて、この新型検索除外バンは、高評価の作品に限って規制されるという、凶悪な特徴があります。
私の投稿データを調べると、300いいねを越えた辺りから、検索除外されやすくなることが多くなるようです。
過去に1000いいねを越えた作品は、全て検索除外されてしまいました…。
この状況は少々、イラスト投稿者にとって、精神的にキツイです…。
さらに、今まで規制の対象にならなかった、軽度のセンシティブ表現も検索除外されています↓
https://twitter.com/kakuyosan2/status/1772090344168964524
今だと、このイラストのセンシティブレベルで、検索除外されてしまうようです…。
こちらは、3月25日に投稿して、いいね数が369件、リポストが55件ついているイラストとなります。
Xのヘルプページに違反するような、半裸や下着、過激な水着イラストではありませんが、結果として検索除外されています。
このレベルでNGだとしたら、センシティブ要素の全排除しかないですよねー…。
さらに付け加えると、この新型の検索除外バンになると、いいね数とインプレッション数が全く伸びなくなります。
従来の個別検索除外だと、検索画面から除外されるだけで、いいね数とインプレッション数は伸び続けることが多かったです。
この新型検索除外の場合だと、かなり厳しく処罰されることになります。
情報をまとめると、Xのルールを守っていても除外され、有効な対処方法もなく、強めの処罰で評価が伸びなくなる、という絶望的な規制ということになりますね。
Xのイラスト投稿は、現在かなり苦しい状況です。
新型検索除外バンの対応策を調査中です
現在私は、新型の検索除外バンについて、調査を進めています。
しかし、今回の場合は、今までのルールを守って行動しても規制されるため、原因の特定が難しいです。
とりあえず、「名前の変更」「プロフィールの変更」「肌を隠す」「いいねの回数を減らす」「投稿を少し休む」などを試しましたが、全て効果なしでした。
私の相互フォロワーさん達も、「今回の規制は意味が分からない…」とつぶやいています。
今回の新型検索除外は、いいね数が大きく伸びるタイミングで、規制が発生するようです。
毎回、バズが発生するくらいのタイミングで、規制が発生するため、最初は嫌がらせを疑いました。
しかし、先ほどご説明したとおり、同時期に新型の検索除外が多発していることを考えると、通報によって規制されているとは考えにくいです。
現在、新型の検索除外を調査し始めて、1ヵ月以上が経過しています。
その調査の中で、「これが原因なのでは?」という部分は、ある程度絞り込めている状態です。
今私は、「自分に違反がないのに検索除外される」、という部分と、「順調に伸びている投稿にかぎって検索除外される」という部分が特に怪しいと考えています。
ここから導き出される答えは1つあるのですが、まだ予測の段階であり、しっかりと検証するまでは、結論を出すことができません。
ここへ訪れる皆様に、検証データもなく、デマを伝えるわけにはいかないです。
また私が予想した原因を元に対策をたてるとしたら、結果がでるまで、あと3ヵ月から6ヵ月ほどかかります。
それほど、今回多発している新型の検索除外は、非常に厄介なものです。
3ヵ月から6ヵ月間、アカウントを1から作り直す気持ちで、投稿内容や方向性の見直しをしないと、新しい検索除外バンに対応できないと予想しています。
新しい情報が分かり次第、皆様にお伝えするので、もう少々お待ちください。
2024年の3月から発生している新型の検索除外バンで、気になる情報があれば、お気軽にコメントをお願いします。
今回のお話は以上です。
最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございます!
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